雲母ってすごいきれいなんですが、
読み方が2種類ありますよね。
雲母(うんも・きらら)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名で、
特に電気関係の用途では、英語に由来するマイカの名前で呼ばれる事も多いらしいです。
英語のmicaはラテン語でmicare(輝くの意)を由来としているみたいなんですよね。
英語でも、日本語でもきらきらしているものなんですね!
「うんも」と、「きらら」の読み方の違いは、
どこに由来するんでしょうか?
また、名前や苗字に雲母が使われることもありますが…
その場合の読み方も調べてみました!
Contents
雲母がなぜ「きらら」と読まれるのか?その成り立ちは?
日本産の鉱物の中に「白雲母」があります。
これは正式名称ではなくて、
肉眼で白く見えるために白雲母と呼ばれているそうです。
この鉱物は、薄く紙のようにはげるため、
薄くはがしてそれを砕いて、
美術工藝品の作製に原料として用いていたことから、
きらきら光る鉱石ということで、
「雲母=きらら」と呼ばれるようになったそうです。
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雲母って名前の読み方は?苗字では?
雲母を名前で使ってるキャラクターは、
さすがに「きらら」が多いみたいです。
苗字で雲母さんというのは、
「きらら」さんと読むらしいです。
というか、苗字で雲母さんなんて、
あったことないですよね…
雲母さんは5世帯ぐらいしかいないそうで、
吉良、雲英と語源をともにしているそうな。
近年、静岡県に多くいて、
特に小笠郡菊川町吉沢に集中しているそうです。
北海道にもいるとか?
雲母(うんも:鉱石)の産地で、
同じように、きらきらと光ることから名前がついているんだって!
面白いですね…
雲母(きらら)は吉良上野介(きらこうずけのすけ)のルーツ?
赤穂浪士の仇役として名高い
「吉良上野介義央」の姓である吉良さん。
当時吉良家の領地に良質な白雲母が
たくさん産出したため、
雲母(きらら)が吉良(きら)に変わった、
という説があるそうです!
なんと、雲母は吉良上野介さんのルーツかもしれないんですね!!
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